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六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

drenkaizan.exblog.jp

よいよ来週は溜息に入るのか?...それとも純粋時系列なのか?

 さて前回放映時にはマーラーの千人の交響曲が、あまりに、話の筋とシンクロして話題だった、件のシリーズ似て候。
 その切望され、その構成に憶測を生んだことが記憶に新しい、第二シーズン、いざ再開を見れば、前回のシーズンを時系列順に放映して、その合間の原作未アニメ箇所を新規に補完する方法をとり前回同様サプライズな構成でありなん。

 無論、既出部分も前回の版と微妙な修正がなされており、今回で一旦原作時系列での既出の区切りが、一巻においてついた模様、恐らく次回以後*から、前回2006年版(区分便宜上以後年代にて呼称)で未アニメ化の原作初出順の第二巻へ、あるいは作品内の時系列の一部未アニメの三巻以後、そしてコミック版での同時系列の内容他へ入る公算?が大きい次第で、新規の映像がよいよ拝見できる可能性が、アニメ各位の期待を掻き立てること必死な模様にて候。
*原作三巻アニメ2006年版第四話での荒唐無稽な草野球話(丁度展開部のような部位で見た目は原作第六巻・アニメ2006年版第十一話射手座の日同様単体で見ても見た目面白い)以後の
ノウイング・ミー、ノウイング・ユー 漫画3巻(漫画オリジナルストーリー)
笹の葉ラプソディ と ミステリックサイン
ミステリックサインおかわり 漫画4巻(漫画オリジナルストーリー)
特に原作に草の葉は重要な伏線と展開を含むので注目度が高い。


 感慨として2009年版での時系列で改めてみるとは、原作での初期巻時の登場人物の掘り下げが、原作者の世界観構想の確保において、ミディアムクライマックスのポテンシャルが低い線でなされ、以外に意図されたと思われる単調が?、アニメにすることさら緩慢に感じられ*、2006年版では確保や推移の素材として、時系列を超えた順番で、核心に触れない限りの演出やわずかの改変そして、原作者に依頼した一話のオリジナルで、14話という限られた話数を付加して、バランスよい緩急をつけて我々に提示するこに成功したことが判る次第。
 *朝倉のキョンへの襲撃辺りまでは真偽不明の世界系文章をキョンの斜に構えた常識ある突っ込みを通した、文章がつづく点、実際、今回の溜息は、2006年版の六巻の朝比奈みくるの冒険のメイキングであり、筋的にはアニメの演出でそれをふまえつつ、軽く済まされている、そして伏線提示と多少世界観の説明めいている内容で、挿入されたショートストーリと重複する説明も一部あり、原作しては必要不可欠ながら、内容がアニメ向きかは判断が保留される、当然演出は京都アニメとして腕の見せ所として期待できる次第 

そして、今回の2009年版では、それを20数話というスパンで、原作の緩急不備を前回承前的な事柄をバックホーンにしたことにより問題を無効化し、その補完への興味で摩り替えた観点に摩り替えて、新たなる提示を行うことを目論んであるようで。またもや、我々はサプライズされるようであるが。
 正直、影で色々あったのは確かで、ややブームが冷めつつ*あるまで、この二期が伸びたのは否めず、これが吉と出るかは、判断保留として、以後の動きを静観して我所望する次第にて候。

なお個人的には、アニメのゴーフルの缶は原作どおり、ハトサブレ(+)の缶でくじ引きをするように改訂してくれれば神だったのだがww

+豊島屋にだれかチクレ、すると鎌倉もハルヒ展開になるのだがこの辺でのハルヒ厨の注目度は悪い・・・・・。なおアニメでの理由は、関西ではゴーフル神戸風月堂のほうが知られている理由と、かのウィギの中の人が記述もしているが仔細不明、何故片方の記述に企業名がついて片方に付かないのかこのあたりも毎度 憂意疑
する事項也。
*同人的展開を本家したショートアニメ、二次創作を逆輸入した にょろーんそして、不完全な蔵系の冠コンサート(蔵系の人は、到底真面目に聞けない同一口調で批評するのは恥ずかしい要素一杯)など、時間を稼ぐ展開。さらに原作の続行の二年延滞必死の状況など。まあやはり文化と称されるが、アニメはいまだ芸術でなく芸能という扱いで見なければならない、いやこうした状況はさら嘆かわしく続く要素がまとわりついている。しかも芸術も、どうもトレンドやイベントが作られた本質と無縁の状況へ追いやられているようである。ここでも趣味としては、注目できる限りの点は取り上げるが、仔細を蔵系の芸術評論と同じ目線で取り上げるのは・・・実際ドウヨとおってもいる次第ご容赦されたし。





追記Харухи Судзумия Серия 露西亜語版涼宮が色々面白い件
件の蔵的話の一つである、射手座の日の露西亜放映版が・・某所に存在しており、ロシア語のハルヒが色々面白い次第。

13-1/3ラヴェル・・・・ダフニスとクロエ第二組曲から夜明け
ttp://www.youtube.com/watch?v=lU4SLeIjP5o
13-2/3ショスタコービッチ交響曲第七番レニングラードから冒頭 戦争の主題
ttp://www.youtube.com/watch?v=qTOcGTjWnV0
13-3/3ショスタコービッチ交響曲第七番レニングラードから 戦争の主題展開部推移
チャイコフスキー交響曲第四番からフィナーレ
ttp://www.youtube.com/watch?v=oX7JX7TATg4
頭に一文字そしてググルの国フィルター何してください。

ラヴェルはともかく、他の二曲での露西亜の楽曲で艦隊戦闘シーンは似合う、しかも帝政露西亜では国辱物の台詞の日露戦争でのロシアバルチック艦隊撃退時の日本海海戦出撃の際の、秋山真之指示によるとされる報告電報の一節、「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」ネタをロシア語聞けるのがなんとも、これこそ、アニメ周辺の萌えな文化が国の蟠りを超えた一瞬かそれとも、ロシア革命でのソビエトを経由して、その崩壊をして得られた自由の顛末か?。
by dr-enkaizan | 2009-05-09 04:29 | 雑文
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