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六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

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ジャン・ワーグナーのヴィラロボス管弦楽曲集その(1)密林の謎の鳥「ヴィラプル」

さて2004の全般の最初の傑作はヴィラロボスの管弦楽を集めたジャンワーグナー指揮によるオーディナス交響楽団の演奏の音盤を最初に言及セル物にて候。


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曲目はバレー音楽「ヴィラプル」そしてバジアナ・ブレジレイラスの四番さらにバレー皇帝ジョーンズの初録音(スタジオ)が面子でござ候。

今年はこれで年を越す決心セリその後は北欧とシルベスターという順にて候。

当盤は、長らくストコフスキーの音盤でしか聞けない曲の「ヴィラプル」がメインである。

さてプロットは盟友ストロング小林少年様が詳しく「招き猫」に紹介しており、今回新たにナイスタイミングで書き下ろし願えたのでコメントより転載いたす次第。

ウィラプルーは伝説上の魔法の鳥の名であると同時に、実際
に南米ジャングルに生息する色鮮やかな鳥の名前でもあるとのこと。ネッ
トで"uirapuru"検索すると、結構沢山写真付きで出て参ります。で、伝
説の鳥ウィラプルーの方は崇拝者達から「愛の神」と信じられており、一
年のうちたった一日、それも巣作りをした時期の朝早くわずか5分か10
分だけ囀るんだそうで、その美しい鳴き声の前に他の鳥たちは思わず沈
黙してしまうのでございます。また、人間が死んだ後でウィラプルーに姿
を変えて、ジャングルの中に去っていくという伝説もあるようです。


 実際の野鳥a0007939_0345366.jpgで原住民より祭り上げられ神話作られるほど美しい鳥


 そんな偶像崇拝の異教徒の神話をキリスト教徒の要素の強いヴィラロボスがごく色彩のアメージングで描ききる秘曲にして珍曲が当曲の位置づけながら、そのジャングルの混沌とリズムの交差する一遍の交響詩的なバレー音楽は今後さらに親しまれてもよきものとか強く訴えん事然り。

さて、この魔法の鳥ウィラプルーを熱帯雨林の中で日がな探している男
達の一団が、一人の年老いた醜いインディオの爺さんに出くわします。

 その場面の管弦楽は降下するインパクトの後に、ジャングルの熱気の如し、ホルンと弦楽のハーフディミニッシュな六度を伴った短調和音組織の下で現れる低音と高音、弦楽の対話からはじまり。

フルートのソロがあらわれ老人の暗示が表現されその後で音楽はいきなりリトミックな表現に変貌それは以下の
この老人は何かの凶事の前兆ではないかと感じた男達は、老人をボコボコにしてそこから追っ払ってしまいます。

あたりの印象があり、バルトークのマンダリンと似通っているが緩い暴力的表現というべきものを印象付けられるもの。

 そして音楽は冒頭に戻り今度はフルートの旋律がソプラノサックス?に置き換わり再び新たな登場人部が現れ、再びリトミックになり一段落するとその人物の詳細が語られる。
ジャングルの奥から美しい乙女が登場。彼女の側にはホタル、コオロギ、フクロウ、ヒキガエル、コウモリといった夜の小動物達が鳴きながら付き添っております。実は彼女
は手練れの猟師、弓矢を携えて忍び寄り、魔法の鳥ウィラプルーを見付
けると、その心臓を矢で貫きます。


管弦楽で表現される虫の声と彼女のいてたちはラヴェルのダフニスとクロエのクロエの嘆願に似たフレーズで表現され、やがて音楽は色彩的に激しき表情で展開し始める、やがて鐘の音のような和音で官能と神秘な様相を増してゆくのは下記の意図するところにて候。

すると、ウィラプルーは死ぬと同時に、若いイケメンの兄ちゃんに大変
身。この兄ちゃん(ウィラプルー)は乙女の美しさに心を奪われ、驚く原住
民達の中、2人はジャングルを出ようとした正にその時、件の老人の吹く
笛の音が2人の歩みを瞬時止めます。老人がやってきたのは先程ボコら
れた仕返しをするためではないかと疑った男達は、若い2人を残して茂み
の中に隠れてしまいます。イケメン兄ちゃんは喧嘩腰で、年老いた醜いイ
ンディオに立ち向かおうとしますが、老人は一矢で兄ちゃんを射殺。原住
民の娘達が若者の亡骸を近くの泉へと優しく運び、水面に触れると同時
に、若者の体は再び美しい鳥ウィラプルーへと変容します。そして、その
甘美な囀りは、ジャングルの含蓄に満ちた静けさの中に消えていくのでご
ざいました。

音楽は神秘の管弦楽のなかでピアノのアルペジオで沈黙ス

さてワーグナーの演奏はなかなかロマンティクガとまらないストコフスキーよりさわやかな味わいに録音優秀さが相まってあり非常に一聴きの価値あるものとしてお勧めいたす次第似てござ候。

さて皆様2005もヨロシクですぅ。
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by dr-enkaizan | 2004-12-31 23:56 | 解説のない音盤紹介

ベルリン・フィルのジルベスター・コンサート2004

格闘技にマツケンときてから
今年はこれでしょうねぇぇ
引用
ベルリン・フィルのジルベスター・コンサート2004◇ヨーロッパ年末最大の音楽イベントの一つ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の「ジルベスター・コンサート」の模様を衛星生中継で送る。今年のプログラムは20世紀の作曲家、カール・オルフの合唱曲「カルミナ・ブラーナ」が予定されている。タクトを振るのはベルリン・フィルの首席指揮者で芸術監督のサイモン・ラトル氏。
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by dr-enkaizan | 2004-12-31 18:28 | クラシック

年末四方山

 さてブログの更なる大敵に親族の年賀状印刷PC監修があることを手痛く知る年末の円海山似て候。
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ここで告示

年末恒例の掲示板の大晦日は此処のコメントで開催の予定にて候。
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by dr-enkaizan | 2004-12-31 14:50 | 雑文

悩んだ・・悩んださ・・ヤブロンスキーの伊福部

さてブログに年末の宴会と多忙と言う大敵が存在すること痛く理解した次第で、活動再開。

 その間に悩んだトピックにナクソスの伊福部の録音の評価があったことここにカミングする次第にて候。

 此処での音盤の期待と売りは、伊福部の芸術の根源のひとつの、チェレプニンの祖国の「ロシア」のオーケストラによる演奏による、根源的な音楽エネルギーの爆発と郷愁になると思われのだが・・・・。

 むしろこの音盤、演奏するに当たっての超えなければならない、伊福部音楽の音楽情操の深さを、むいろ反面教師的的観点で立証するに至ってしまった顛末を感じることを禁じえない次第。

 利点としてはロシアならではのオケの自体の響きとリズム感で、往来の日本の演奏と違う様相は、伊福部音楽の表出する情操が非常に普遍的なものである点に新たなる感動と発見を見出せた次第であったことは確かでありなん。その端々に見られる歌や表出する雰囲気は別格であるのは確か。

 しかし、それらを打ち消してしまうほどの問題の一つがあり、それは余りに指揮者とオケが譜面に対しての機能を荒すぎる理解で演奏に望んでいることは見過ごすことの出来ない演奏の欠陥として認識すべきことも確かな次第でもある。

 恐らく?録音時間の制約に起因するオケの練習不足は余りに致命的なものではなかろうか?たとえばタプカーラの序奏の後の7拍子の主部のアレグロの盛り上がりで発生する、推進の根源たる「半音階の上向きのオスティナート」(*1)などがそのパートの音量が少なく。その存在が失われており、明らかに録音セッション-指揮者-管弦楽の順で責任要因を追求できそうな内容である。

 次に打楽器の合いの手の表情の戸惑いがあり、特に第一楽章の主部に終止部の中間旋律のリトミックな伴奏上の再現での合いの手の控え具合は、民族的な感性の違いなのはじゅじゅう承知ながらも・・・余りに律動を台無しにしているのは確かであり、結果メ東洋的ロディーによる対位法的な組み合わせと節の異様な音楽として単に提示されたのも否めない次第でござ候。

 これはリトミカオスティナータでの16分音符を維持できない演奏にも共通の問題である。
一部で囁かれる「初見」に近いセッションと言うのはあながち嘘ではないかもと疑う次第。

 それを踏まえたうえで音盤としては最初に言及した利き所はわずかに認められ、また多くのタプカーラの演奏での、多くがそのライヴという異様な高揚感で演奏されている状態から離れ、覚醒した観点での伊福部音楽と言うものの本質を示している貴重さは、伊福部音楽の表現の難しさを感じ、氏の音楽はかなりローカリティーの素材から新たなるコスモポリタンな手法として目論みに作りこまれている理解のバランスはロシア音楽より前衛音楽的なアプローチ必携なことは確かなようでもあり申そう。

 出来うるなら初回の沼尻氏か多くの湯浅氏の演奏で望みたいところでもあり、非常に評価する点で悩まされた音盤であるのは確かな次第でござ候。
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by dr-enkaizan | 2004-12-26 21:55 | 現代音楽

仕事の淵から(笑)ブリーフィング

「ため息」ひとつ
 年末は暇をブッコク業界に異変ありて、今年はまだまだ収まらない状態・・・・。
今手今週中を目処に収まるらしく胸名なでおろす。

ノエル後に大量に記事は投稿予定する次第にて候

目下の予定はラヴェルの「マラルメの三つ歌」な次第。

これも「ため息」がある

そして今年の「ベスト円海山」でも「個人開陳こそ」なブログらしくおっぱじめる次第。

そうです根性入魂!!ここでおっぱじめるですぅ


さて今年購入のベストディスクあたりを・・・・。

皆さんもおっぱじめましょう!!!
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by dr-enkaizan | 2004-12-21 02:48 | 雑文

英國戀物語エマ

英國戀物語エマ -公式ページ-


ギャラリー・フェイクのアニメ化はなんとなくその時期と思われたが・・・・。

当ブログのライフログにも原作が記述されており、そして記事に少ししている「エマ」(森 薫著)が来年春アニメになるのは驚愕した次第。

 まあそれよりも一寸目をつけていた桃種の「ローゼン・メーデン」が知った直後に、TBS発表いち早くアニメになり、しかも強烈な人気作品として某所のスレッドに鬼のようなスレッド数で対話がなされているのはもう唖然としか言いようが無い次第。


あまりにアニメにするのが早杉

来年はアートにうごめく人間模様とヴィクトリアンな時代に酔いしれる・・いや萌えな年か?
こちらも楽しみな・・・。
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by dr-enkaizan | 2004-12-16 02:02 | 気になる・・・・・

GALLERY FAKEアニメ

GALLERY FAKEアニメHP

日程きまる・・・・やはり深夜
藤田役をやる森川氏といえば

テッカマンブレードでの「ヲりゃー」とかの声の印象がつよいが・・・・・

最近ではラストエグザイルでの復習にアレックス艦長役などで渋い声が出せることはお約束・・・

しかしなんで「モネ」からなんだ・・・・。

社怪人さんに習って当方も
「おーい、第1回からいきなり話ブッ壊してどーする。」
を言っておく。

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by dr-enkaizan | 2004-12-14 23:48

海野十三「超人間X号」

今月の「フギュア王」にて唐沢兄弟の俊一氏が取り上げており、これに言及せずにいられなくなった次第。
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日本のSFが科学というより荒唐無稽の怪奇小説に近かったころの作品といえばよいやもしれぬが、ともかく海野十三1897.12.26~1949.5.17は日本におけるSFの始祖となった小説家と言えるべき人物。円海山は当書は内容を、浮かぶ飛行島をかなり昔にリアルに所有しておったが、後者は理系出身者で太平洋戦争のさなかに海軍報道班員として従軍した海野の科学でみる戦争兵器とサスペンスに度肝を抜かれた思いであり。

 そして「超人間X号」はニッポン放送でラジオ朗読ドラマ化され手折りに聴き、長らく心の奥底にインパクトを残された作品でござ候。

 マットサイエンティストの谷博士が作り上げた、人工生命体にして完全な知能を有する「超人間X号」が反乱、最終的には核戦争をもくろむのだが、その途上、その技能のひとつにある、人間の脳を自ら脳と摩り替えるあるいは、他人の脳を別の人間に移植する手腕をつかい様々な人間に摩り替わり、さらにいきがかり上、他の人間も脳を摩り替える悪事を行う、そこで当雑誌唐沢氏も「最高潮」とされる珍妙な名場面は、「超人間X号」を追い詰める、むくつけき「おやじ」な山形警部がX号につかまり、その脳を、ある事情から「超人間X号」の恐らく?擬態として自ら用意した人工生命で作られた美少女へ移されてしまうところにある、

(いきががりは本来移植される男性の擬態を電撃工程で焦がし仕方なく少女の擬態を代用した次第)
彼は、一部分黒々と焼けた男性の人造人体を電撃台から引きおろすと、電気メスを手にとって頭蓋をひらき、さっき移植した山形警部の脳髄を取りだした。そしてそれを持って、大急ぎで、もう一つの女体の人造人間のところへ走った。
 彼は、非常な速さでもって、今引っぱりだして来た警部の脳髄を女体の人造人間の頭蓋の中へ移植した。そしてほっと一息ついた。
「こんどは、うまくやりたいものだ」
 

ふたたび電撃が行われ今後は成功
しかいほどなく切れ者の「警部」は逃げる。そして
少女のからだを持った山形警部は、たいへんなかっこうで、研究所の外にのがれでた。それはやっと夜が明けはなれたばかりの時刻だった。
 



さらに面白いのはその少女との姿と成り果てた彼が全裸で逃げて帰るシーンであり、16-17の少女がおやじ言葉でたどりついた部下の「足柄」に助けを求めるところは、ある意味「萌え」なビジュアル想起せずにいられないものにて候。

研究所からすこしいったところで、彼は非常線をはっている警官を見つけて、その方へとんでいった


 その鼻先へ、とつぜん裸の少女がとびだして来て、わッと抱きつかれたものだから、その警官は、きもをつぶして、その場に尻餅(しりもち)をついた。

「おお、足柄(あしがら)君。わしは山形警部だが、大至急そのへんの家から、服を借りて来て、わしに着せてくれ。風邪(かぜ)をひきそうだ。はァくしょん!」
 と、少女姿の山形警部は、相手が部下の足柄君であることをたしかめ、うれしくなって、急ぎの仕事を頼んだ。

 足柄警官の方は、抱きついた裸の娘が、しゃがれた男の声を出したので、ますますおどろいて、うしろへさがるばかり。山形警部は、ここで、足柄に逃げられてはたいへんと、ますます力を入れて抱きつく。足柄警官はいよいよあわてる。
 が、ようやく山形警部が、「君は、この寒い山の中で裸の娘をいつまでも裸でほうっておくのか。それは人道(じんどう)に反するじゃないか。早く服を探してやらないのか」と、人道主義をふりまわしたので、若き人道主義の足柄警官は、ようやくわれにかえって、すぐ前の農家(のうか)から借りてくることを約束した。


これについては今に通じる観点を唐沢氏は述べていておもしろくまた「人道主義」に伺われる作者の敗戦の影響を言及するが此処でこれ以上重複することはさけるが、くわしきは今月の「フィギュア王」をご覧アレ。
 スカイキャプテンもしくは日本の鉄人28号的なレトロな世界のSF映画ヴィジュアル満載な事必死也。

音楽は伊福部氏かお弟子故池野成氏でお願いしたい次第だったりする次第でもあり。
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by dr-enkaizan | 2004-12-13 23:02 | 書籍@その他

新撰組

最初は奇妙な歴史錯誤が意図されて、時代劇としてはいごごちの悪い状態が続くが。芹沢編で熱くなりはじめ相対的によかった内容の大河という珍しい顛末にて候。

しかし大河としては、二度とこの路線は出来ないだろうなぁ・・・・

スマステの香取くんにならって一言ありがとう近藤勇。

しかし服部氏の音楽は鳴り響きすぎでSF映画のような大河音楽にて候。
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by dr-enkaizan | 2004-12-12 23:37 | 雑文

ハードにはハードな季節

迫るPC事業売却の圧力、HPはどうする?


「IBM、PC事業売却」の波紋

ITmediaニュース

 かつてオフコンそしてPC産業は100万単位二始まり→10万→今の1万単位へ遷移しておりあまりに下落が激しいゆえに、むしろ道具産業より、その手段でなしえる産業へ業界の興味が向かっている減少と思う次第。

 もjはや企業にとっては魅力ある媒体ではないのがハードにてござ候。

すでにサードパーティの統合と淘汰さそれを先取りしていたのだが?
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by dr-enkaizan | 2004-12-11 23:51 | 雑文