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六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

drenkaizan.exblog.jp

カテゴリ:劇伴奏( 20 )

Поручик Киже !Поручик Киже じゃないか?

承前かなり多くに伝わる粗筋が異なるが・・・・。*
プロコフィエフの音楽は映える。
*某巨大でのプロコスレにも発見者が言及しているが・・・。
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by dr-enkaizan | 2009-11-17 19:15 | 劇伴奏

何気にカバレフスキーの道化師ギャロップ再復興がよし。

承前自主制作アニメも此処まで来るのは昨今のセンコロールの例を見るも明らかな次第にて候。

さて。今回も同様なセミプロの製作であり、その単純な勢いをプロセスに仕立て上げる、受け皿としての製作環境の充実する恵まれた環境を見るにつれ、虫プロ周辺の黎明の事象からよくも此処までと感慨が深い。

 しかも音楽に作者の世代的に認知の度合いが浅い、カバレフスキーのマリオネット劇バレーの「道化師」の音楽からの組曲の「ギャロップ」をほぼ全部使用してシンクロさせているセンスには、大いにこの製作者への関心をそそらせる次第にて候。

道化師~ロシア管弦楽名演集

コンドラシン(キリル) / BMG JAPAN



円海山的には運動競争音楽定番だが・・・・彼らもそうなのか、それとも何かしらの再受容なのか?さて。
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by dr-enkaizan | 2009-11-10 00:17 | 劇伴奏

冨田 ジャングル大帝“新装” 

承前
いわずと知れた冨田勲氏の手塚アニメ音楽からの素材による、多楽章の交響詩でありなん石丸寛指揮、日本フィルハーモニー交響楽団演奏*、により昭和四十年代に録音され、発売、のちアニメを付随し再商品でDVDにされたりもしている経緯をたどり、現在は入手が多少困難なものであり、今回は新録音に初版のストーリを示す、手塚氏のイラストの体裁で発売される。

 個人的に劇伴奏のと録音は量・質ともこれが冨田氏の最高峰と目される次第。
終曲での、マイティー・ジャックを彷彿させる、ホルンでのレオのライトモティーフが転調繰り返すプロセスで、背景の重厚な弦楽と、躍進するリズムを新録音で聞けるのは幸い・・・・さて演奏の出来栄えが気になる次第。*お詫び(笑)石丸氏のひろの段階でIME暴走にて博也が・・orzそれでは兜以下略で修正
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by dr-enkaizan | 2009-06-23 23:28 | 劇伴奏

『冬木透 CONDUCTS ウルトラセブン』~ウルトラゼブンの音楽を創った男~

承前

誰か凸のレポート期待。
確かに冬木氏の頃の音楽は、ヴァップの音楽集CDを聞いても、卓越しており、同時期のマイティージャックの冨田氏とも違う先鋭を示す次第にて候。むしろ「ワンダバ」に代表される、あたりの音楽は現代日本的なせせこましさは、生にウルトラシリーズの世界観を決定している次第にて候。
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by dr-enkaizan | 2009-01-03 16:40 | 劇伴奏

あのハルヒの山寛がまた蔵的に・・・・

図らずも最遅の最終回視聴となってTVK放映の「かんなぎ」視聴終了。

 数年前から、月姫アンソロジーの同人作家のプロ連載でその界隈や同じ系列の「ひぐらし」界隈にて話題になり、単行本もその頃購入開始済みで、氏神が事故で美少女で顕現して主人公を日常で地味に翻弄するといった、変な世界に関わらずに日常的地味なしぐさで、存在の謎と青春と土俗がラブコメする、結果萌えな内容が微妙に魅力な当作品であり。

かんなぎ 1 (1) (REX COMICS)

武梨 えり / 一迅社



そして今回あのハルヒの監督 山本寛とかみちゅやRODの 倉田英之の構成と脚本ということでアニメ化、その斬新な演出やセルフパロディー、アニメオリジナルのストーリーの奇抜さ、そして原作の進行でのファンの反発、作者の急病休載*で、年末の話題を多く引っさらって いった次第で、今回好評のまま継続中*のアニメを損なうこと無しに終了せり。

 今回驚愕したのは、やはり監督および周辺のの蔵使用のセンスの卓越似て候、
第十一幕 でも、あやふや でのブル七第一楽章冒頭での劇中BGM*のコラージュに始まり。
今回最終回でのシベリウスの交響曲使用は、この手のアニメ系列での使用は画期的
*山本氏との名コンビ神前 暁氏担当?

 個人的に原作でのあの河辺草むらのシーンは、個人的にシベリウスの六番とか七番の弦楽のドリア旋法のあたりとか、アッテルヴェリの四番の第二楽章の音彩と思ったら、見事にシベ7を使用して、台詞の進行にあわせて、あの弦楽からトロンボーンソロの旋律あたりを使用しているのに大いに戦慄する、旋律だけに。

シベリウス:交響曲 第6番 第7番

Bis



ハルヒ クラナドなどでの、必然や独自仕様でのマーラー・ラヴェル他の楽曲の使用の実績は、この監督ならではだが、考えている事が同じなのは、氏も蔵世代が近い故なのか?所見さるる次第。

*原作では現在ヒロイン「なぎ」の元彼の出現でファンの間で「中古」事実が発覚とされ、一部趣向の妙な向きから批難を受けている状況であり、初版単行本既刊まで全部破いた画像をアップして実物原作者へ送りつけたと豪語する異常者も出る始末にある。

 そして同時期に作者が急病で無期限休載になり、その関連を疑うファン大多数に対して、出版社が否定と事情説明をHP上通知する、異例な事態ともなっている。

一寸オーディオ詳しい香具師これを・・・・
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by dr-enkaizan | 2009-01-03 02:21 | 劇伴奏

オーリック:コクトーオルフェの付随音楽新録音

 近年その音源の一部が姉妹筋のナクソスに移行し、活動が顕著ならざりて、解消しつつあると思った、珍曲の登竜門マルコ・ポーロレーベル・・と思いきや、クラシカルな作曲家の映画音楽のスコアの音化に勤しんでいたらしい次第にて候。

今回はそんな中でも。フランス六人組の一人ながら、著明な三人の影に隠れがちなオーリックの映画音楽であろ、まあ斯様な世評をよそに、オーリックはむしろ六人組の中では一番映画音楽に特筆すべき成果をのこしたのは、彼が精力的に作品を作る時代が、戦後のトーキー以後映画であってのことでもある。

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オーリック:オルフェ/ルイ・ブラス/山師トマ

 特に旧知のジャンコクトーとの完備なるコンビネーションによる彼の映画につけられた音楽は、その当時の貧しい音質からも垣間見られ、一度優秀な録音で聞いてみたい欲求に駆られることが多く、今回の幾つかの音盤はそれを満たす内容になっている次第にて候。

そしてこの音盤での聞きは、最後の最後での切ないどんでん返しで元祖ツンデレだったと解る、の死の国の王女”(マリア・カサレス)の美しさと、死なせてしまった妻を戻しに、その女王と死の国と現世を往来するジャンマレーが美意識溢れて演ずる詩人が、見ものだった白黒作品コクトー作品のオルフェのサントラに始まる。
その音楽は、デリケートな表情豊かな弦楽。しかいドビュッシーやラヴェルに近いが、むしろトリルやトレモロなどの使用は前者の表現の起伏は持ちながらも、ありかたはサティのソクラテスの近親のような静寂を志向している、そして木管の悩ましいモノローグは時に跳躍や不可思議なオギュメンンス嗜好音程移動だったり半音階的になり、金管と合わさりの抑圧的にて抑制的な葬送の旋律として、旋法的にもあらわれ、そしてハープやクロッケンシュピールの音彩や、葬送の示唆である小太鼓のトリルなどの効果的使用というように、多彩な語法に支えられ、地味に(この作曲家として隠れた側面であろう)オーリックの折衷的特性が生かされた内容で展開する。

このほかに後半は恐るべき親たちや山師トマにてオンドマルトノなどが使用され、オーリックらしい気の聴いた劇伴奏堪能できるが、各位耳にて確認されたし。

マリア・カサレスはツンデレキャラにしてみたい
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by dr-enkaizan | 2008-05-02 04:34 | 劇伴奏

潜水艦轟沈す

潜水艦轟沈すという邦題にてしらるる、49度線という原題をもつ戦争映画の音楽を含む、
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CHAN10244 ヴォーン・ウィリアムズ:映画音楽集 - 2
VAUGHAN WILLIAMS: Film Music of Ralph Vaughan Williams, Vol. 2
ちょうど鎌倉スイス先生の取り上げている
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KORNGOLD: Sea Hawk (The) / Deception
と同時期の1940である。

 この次期は、前年の1939年は、1935年にヒトラーによるナチス政権を樹立した独逸が、機動部隊にてポーランドを圧制侵略、そして1940年にはフランスへ、そのマジノ要塞を無効にする電撃作戦にて侵攻、ついにイギリスは大西洋沿岸に追い詰められたフランス軍を救うべく、ダイナモ作戦を発令し、独逸と実質的交戦状態に入り、イギリスへの爆撃なども始まり、国内防衛として空中戦を繰り広げる「バトルオブブリテン」などもおきる時期であり、参戦はしていないゆえに娯楽を極めたアメリカと、社会世相と戦争への不安を反映したイギリス双方の映画の姿勢の違う内容が、その音楽からも聞いて取れる次第にて候。
音楽として端的ナるは、どちらも黎明的な音楽の模索が見られRVWの映画は題材が独逸の潜水艦の乗組員の、作戦行動中に潜水艦を失い、逃げる数奇な運命を軸に舞台は、ヨーロッパイギリスそして米国大陸カナダとつづくもので、交響曲に見られる、独自の響きやトラッド調旋律はおなじみで、さらに幅広い音楽を筋書きにあわせて書いている次第にて候。
これらのうちで最高なる珍妙はRVWの書いたインディアンの音楽なども短くも聴ける次第。
コルゴルドのほうは海賊冒険物である。
スペイン帝国をあらわす音楽が誰でも思い浮かべる、ビゼーのカルメンからの闘牛士の歌(Chanson du toreador)の節を借用しており非常にベタでもある次第。
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by dr-enkaizan | 2007-06-11 01:46 | 劇伴奏

らき☆すたのOPアニメと音楽

ハルヒで去年一躍メジャー所の地位を完全に確立している、恐らく日本のアニメーションの先端技術を模索するプロダクションの京都アニメの2007年枠で新番組「らき☆すた」(原作美水かがみ)が一部地区では放送され、関東圏では本日の深夜1:15にTVKで放映される。

原作は角川のケーム関係のノベル主体雑誌「コンプティーク」に不定期連載から人気を得ていた、同名の4コマ漫画の原作であり、前々で当社が原作出版だった「ハルヒ」での成功と信頼を得ての起用であることは想像に難くないと愚考されるにて候。

 なおこうした記号的あにめでは去年の「ぽにぽにだっしゅ」等の他方の先例もあり、それらをターゲットにした意図も考察できるが、単純に今様をやりたかったと・・もいえなくもない。 

 ゆえに。今回は多少軽いオタクの記号化したような萌イラスト調のデザインであるが、しかし背景などはリアルであり後述しる写実的アングルレイアウトなどの京都アニメの真骨頂も健在である。

その先行での報告では、凄まじい京都アニメの自己リスベクト(*)とさらなる発展した動きあるアニメと構成に、ヒップホップ調のリズムにラップに近い歌を集団女性ボーカル(*)で歌う主題歌の麻薬性が話題になっておち某所では既にUPする不貞の輩もいる状況である。
ttp://www.youtube.com/watch?v=qQUhCUWTrr8
(現在)

 特筆すべきは主人公の泉 こなたが春日部の田んぼの農道?で踊るシーンの実写を意識した引いたアングルの大胆さであり。
(黒澤映画かよ・・・・・笑)
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さらに主要キャラも実在の背景様々な動きでアピールしるカットが連続するに始まり、ラップ調の音程(注)は抑えている?シュプレヒテンのような主部から、サビでの打って変わって弱進行和声とブルーノート調のメジャーとマイナーが混在した節のサビにはいり、一同のチーアダンスというあたりの圧巻な踊である。
(注)四度音程で一部ハモリがある・・・・・・
(*)最初のキャラのバストアップでのアピールサインや、幾分簡略されたが緻密なダンスは、恐らく「ハルヒ」の時のエンディングの技術のスピンオフ思われる。
さらに主役に主題歌歌手の面々にはハルヒの中の人なども・・・
くもとちゅーりっぷからこの現在アニメ文化の見事な独自成熟には感嘆すると当時に、日本の純正な音楽文化はこれぐらいの進歩しているか?はたして?の思いに駆られる。(ポップというより・・・クラ的に)

サプライズ・・・・・
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by dr-enkaizan | 2007-04-09 22:45 | 劇伴奏

てんとうむしちゃんはエロかわいくと、蜘蛛の小父さんは、キャラデザがチビクロにやばいといえよう

さて日本戦時中に作られたアニメがようつべに・・・
それはくもとちゅうりっぷであり

同時期の戦意高揚アニメ、『桃太郎の海鷲』(1942年)や、その姉妹編の『桃太郎 海の神兵』(1945年)の間に出現した幕間のポエジーである。
これらは学生時代の手塚治虫氏他戦後のアニメの開祖たちにその道を指し示したものに候。詳細のレヴューは庭は夏の日ざかりさん にあり、その蜘蛛のおじさんを歌う御仁は、あの宇野氏の師匠という驚き。

くもとちゅうりっぷ

この春もアニメの新番組30本を越えるが、この乱造時代に生きているのが幸せなのか、限られた資材でセルなどは再利用していたとう先人達はこの時代を予想しえたのかしえないのか。

すみません旧式の水着がスクール水着にしたくてしたくて・・やりました・・・
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by dr-enkaizan | 2007-03-12 21:00 | 劇伴奏

幕間の詳細を・・・・検証(2)

さて幕間の検証第二回
その間におかさんが調査したようつべのソースの元ネタ素性がこちらに言及ありなので
ご一読を
幕間のDVDをみました

屋根の上の通風孔、チェス
ゲーム、風船
Prises d'air, jeux d'échecs, et ballons sur les toits
La Danseuse; et figures dans l'eau

最初にパルテノン神殿のごときパーゴラ列の幾多の神秘的オーバーラップ

音楽はハーフディミッシュな和音の二音間並行上昇に小太鼓のリズム、そして木管のコミカルな応答
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そしてパリの摩天楼へ移り、そのとある屋根の上の通風孔、テラスでマン・レイとデュシャンがチェス
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放水屋根の上を航行する紙の船
おかさんのコメントに言及ある
たけしのBROTHERで唯一見れる紙飛行機の落下シーン、元ネタ
音楽はスケルツオのリズムの反復
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次回の髭とバレリーナに続く
なお使用音楽のみは音盤があり、DVDやようつべ不可の諸氏も、それをもって脳内で補完もたのしかったりするかも。
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サティ:管弦楽作品集
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by dr-enkaizan | 2007-02-27 21:42 | 劇伴奏