ブログトップ

六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

drenkaizan.exblog.jp

ドクター・ペッパーのような・・・・・セル指揮クリヴランドの海

承前*
某ローゼスの全米無料配布大丈夫なのか、それゆえ必死なのかこのドクター。
*ネタもとの書き手の安易な今様引用に嫌悪とさっ気を覚えつつ、承前せよ
 某所でドーバーのスコア掲げて、「海」の聴き比べ?きっと、セルのドビュッシー海を聞こうとしている、明らかに、海の家に喧嘩を売ろうとしている(笑)明らかに、練習番号63番以下略・・・。

LA Mer (The Sea): Three Symphonic Sketches (Dover Miniature Scores)

Claude Debussy / Dover Pubns


 セルで聞くなら音友のせめて・・・・スコアでないと・・笑以下略

OGTー89 ドビュッシー 海 (OGT 89)

音楽之友社


 というわけで、久しぶりにセル指揮クリヴランドのCBS録音を聞く。
 海の家創設の頃に、招き猫で色々お祝いレス*と情報を下さったかたのおかげで、再発見できた名演奏であり、シャルルミュンシュやライナーと同じタイプの校訂修正方針**の特徴では録音バランスで理想的なのに、その地味な印象と、セルのドイツ物の印象が祟り、いまだ世間には軽視されている次第な、嘆かわしい状況ににて候。

ドビュッシー;交響詩「海」/ラヴェル;「ダフニスとクロエ」/亡き王女のためのパヴァーヌ@セル/クリーヴランドo.

セル(指揮)/クリーヴランド / ソニーミュージックエンタテインメント



 まあ、炭酸ある清涼飲料でステレオ初期の海の演奏を限ぎり比喩セルに、ミュンシュやライナーがコーラ・・・・、アンセルメはペリエと月並みな例えであるが、セルは当然海に関しては,
立場的にドクターペッパーのような気がしてならない今日、この頃各位想像の程。

 多少メタなので、少々演奏を・・・・・とりあえず仔細はここでは、多く語るつもりはないが、セルの演奏による、第二楽章「波の戯れ」の5:18以後でのハープの重音グリッサンドでの背景弦楽の重厚な辺りが、その他の演奏より、響きの層を重視した、当演奏の特徴を端的に現す次第。
  まあこの構築感覚がドイツ語圏で、音楽を深く研鑽したセルならではといってしまえるのだが。・・・・・・・またフランス表層愛好家に余計な先入観を与えかねないのこの辺で。

 *因みに、ドクターペッパーすきといえば、海の家創立時に猫で賛辞を頂き、早期にリンクしていただいた、斉諧生音盤志の斉諧生さんも確かお好きだったような・・・。

**現行譜面が出回っていない頃の当時のアメリカのオケ演奏*の多くは、二版目譜面に、矛盾の修正と初版の特徴を独自に加えている。63の三連音はあるが、セルは同じ、譜面にミュンシュやライナーのように独自の60-8小節のファンファーレは入れることはせずに、おそらく二番目の校訂譜面をなるべく忠実に演奏を行っていると想像される。なお同時期のパレーは現行譜面に近いものを演奏している次第。

、あと現行譜面の校訂の元になったと想像され、第一楽章のチェロの細分パートの一部をヴィオラに受け持たせる慣例を作ったトスカニーニや、それに追従していると思しき演奏家達は、例外的に現行の譜面様相で比較的早い時期に演奏している。多くは右上のリンクから海の家の本分へたどり着く事推奨。
 因みにドーバーのスコアは現行譜面の初期の版下改造の可能性が強く、現行決定は金に物を言わせれば、デュラン-コスタラ版が校訂報告多くの版や全国規模のオケの譜面の校正にあたり、網羅しており非常に順当であり、単にセルの演奏であれば、音友版のエディショナル・ペータが妥当であり、評論に譜面の相違誤認を防ぐことが出来る次第。なお全音はポケットスコアの初期に近い版下で練習番号62等諸々が初版や自筆譜面の特徴を示している。但し60-8のファンファーレはすでに削除されている段階

スコア ドビュッシー海 (Zen‐on score)

ドビュッシー / 全音楽譜出版社


[PR]
by dr-enkaizan | 2009-02-04 02:20 | 六国峠海の家「海が好き」情報
<< 昔はデジレー・エミール・アンゲ... 関係者が新刊の宣伝にいわゆるコ... >>