承前1 現在ヴァーチャルヴォーカロイドがはやっているDTMであるが、それを一部の向きがミュージックコンクレートという用語の誤用で語ろうとしている向きが多々あるが、一部は当てはまるゆえに、前面に否定は出来ないが、厳密には、現実音を解析した再構築音声と現実音の一属性を変容させて使用された音声の違いがあり、この件では実用に電子音楽系機材を使用したもの以外、コンクレートとヴェーチャル音声のくびきは多少難しいのかもと所見さるる次第にて候。
もしミュージックコンクレートの末裔を今に探すならこの辺の系列になるとここで小声で囁いておきたい。
承前2
無論一要素は継続されるも、静寂の要素諸々削り取られたのは芸能の経由での使用され方所以でありなん、そもそもコンクレート及び電子音楽の機器の発展に反比例したジャンルの衰退は、実験要素の役目を終えたことが大きく、その後、多くは余りに現実楽器の代行で使用され、メーカとして器楽の使用法の権利ゆえ広く広まらないのもその要素でありなん。
そんななか、動画共有サイトなるものがそれらの成果を広く知らしめており、我々は電子楽器の普及しずらき事態に多少明るい異変が起きていることを認識スル次第にて候。
さてこれを使用して他のジャンルの人間は何を作るのか?期待もしてみたし。
承前3(コルグ)
承前4(当該機器)