HCD31764 J.S.
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(2台のツィンバロン編)
BACH: Goldberg Variations, BWV 988 (arr. for 2 cimbaloms)
さてゆりかもめさんが連休の終わりに、ふと・・・・フンガロトンのハンガリー勢のバッハふと目覚めているのを受けて・・・・。
かつてハンガリーのバッハとの話題といえば、アンドラーシュシフがグールドあたりに対抗心をもやして譜面の忠実にたいして様式把握でグールド批判展開するえらい暴言をメディアで発言して、その勢いは止まらず当時まだ新分野だったピリオド・・古楽器演奏に至っては、現在の奏法でやれない墜ちこぼれがやっているようなことを吐露して、物議をかもしたことなども思い起こされ、またバルトークもそのプライベートに古楽の録音もありこの国にはなにか古楽およびバッハには一過言ある伝統があるのとも思い起こされた。
それはさておきフンガロトンのバッハのレパートリにはなかなか面白いものがあり、先日の最古のオルガンなどもその一端だが、キワモノとしてこの音盤のハンガリーの伝統楽器ツィンバロンを使ったゴルトベルク変奏曲などを上げておきたい次第。
周知のとおりながら、ピアノの弦がむき出しになったような筐体のバチで弦を叩いて奏で、大正琴がくすんだような音色を出す、ツインバロンは馬蹄琴として中国にも渡り最近では女子
24乳房十二楽某(笑)のなどで拝めるしだいである、近代ではクラッシックの器楽として、東欧スラブではハ自国ンガリーのバルトークやコダーイのハリー・ヤーノシュやロシアのストラヴィンスキーの「狐」に、フランスではドビュツシーがレントより遅くの管弦楽編曲で扱い、ピエールブーレーズが使用する例などがあり、その音色は珍重されて言える次第にて候。
さておなじみの当曲減衰系の音色にとってもある次第なのだが・・・さて。