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六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

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新ナル就任先でフランス物のカテゴリーから開放されるのかデュトワ

Charles Dutoit takes over Royal Philharmonic Orchestra

の記事の下記のフィラデルフィアの首席も兼任(2008から)するとのこと・・・まま音楽監督はモントリオールもありコリゴリなのかは本人しか心境は不明。

Dutoit will also be chief conductor of the Philadelphia Orchestra, a four-season contract he begins in September 2008.

以上引用

これにより、フィラデルフィアはオーマンディーのレパートリのフランス系はこれにてリニュアルするのか・・・しかしながらオケの実力の良いところで振る当指揮者の個性は埋没しがちであり、嘗てルーセルのバッカスでのエラート録音でのパリ管弦楽団やデッカでのプーランクでのフランス国立など端的ナル一例であり、水準は高いが、デュトワの拘りを望んでき聞くものには退屈な音盤であったことなどが念頭にあがり、今回も懸念さるる次第にて候。

 嘗てのデッカでのこのコンビの録音も各地を見ても忘却の様子でもあり、双方ともフランスの色眼鏡なしで・・如何様になるかに今後かかかっていると愚考さるる次第にて候、まあ、その前に音盤的なリリースは今後望めないのかも心配、すでにフィラデルフィアはオンライン音源有料配布に踏み切っておりこのへんに、マネージメントにシビアなデュトワの音源が絡むとどうなるのか興味深深なり。
by dr-enkaizan | 2007-05-02 13:04 | クラシック
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