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六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

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高雅にて感傷的ワルツ-おかわり

さて着々と分析解説の進む鎌倉スイス先生のラヴェル作曲の
高雅にて感傷的ワルツ
三つ目のワルツへ
高雅で感傷的なワルツについて -03

さらに管弦楽版の音盤を比較続行
アンセルメ指揮スイスロマンド
恐らくブーレーズの演奏の次に明晰で打楽器が元気な演奏だか、フランス系譜のダブルリードの伝承的演奏方法を色濃く残している演奏に好みが分かれる次第。
(7:05当りの五番目のワルツの主旋律あたりがその代表)
とくにコルノアングレィの仄かに色めいた音色は注目が行く次第。
その後カップリングではラ・ヴァルスのジョイントするのが関連を仄めかすナイスナ選曲か?
第一のワルツでの金管と弦楽の微妙なブレンドは、何が響いて、何が響かないのかを見事に選別しておりこの点でもブーレーズ盤と双璧な次第だが・・オーケストラの機能のクセが議論の対象になる。
そして第二ワルツでの終盤のブレジオレッドの扱いの繊細は特筆な瞬間を提示する。
ボレロ/ラヴェル・ベスト・アル
アンセルメ(エルネスト) スイス・ロマンド管弦楽団 ラヴェル / キングレコード
ISBN : B00005F6NE
じつに面白いのはデュトワの演奏での木管がフランス系の器楽ではないに関わらず、その辺の音色を踏襲しすぎていて非常に「ベタ」になっている点であり、このアルバムでは非常に鼻につく弱点となっており、円海山できには推奨しかねる出来栄えになっている次第である。
実は先人を讃えていた気持ちか不明なれど、器楽に相応しい音が出ていないラヴェル:マ・メール・ロア
デュトワ(シャルル) モントリオール交響楽団 ラヴェル / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00005FLOU
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かような大袈裟な身振りは、スーパのレトルトのご当地食品の如し「何かが違う」味わいにて候。

しかし一度ご拝聴の価値はありと所見

次回はマルティノンからロザンタールあたりを。
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by dr-enkaizan | 2006-11-27 22:39 | クラシック
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