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六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

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ゲルニカといえば上野耕路氏が最近「タラコ」な件

たらこと並んで歩きマショー
最近CMソングで電波脳内破壊形な人気が急騰注意の楽曲の作曲者が上野耕路氏いう数奇な事実に驚嘆。

まあ詳細はwikiにてみてもらうとして・・・・・円海山的に絶対プロコ&タコ好きには絶対聞いて貰いたいのは。

ゲルニカ『改造への躍動』1982年 でのチープな四トラックマルチレコーダーのピンポン録音で再現されたプーランクやラヴェルにオネゲルのフランス近代やプロコフィエフそしてモソロフすら彷彿させる、スコア上にに太田螢一の前時代的テクストの歌詞を、戸川嬢の退廃的な病的な発声のソプラノが絶唱する刹那の音楽に当時DTM人間な円海山はぞっこんになった次第。
改造への躍動(紙ジャケット仕様)
ゲルニカ 太田螢一 上野耕路 高橋修 / Sony Music Direct
ISBN : B000CPGW5U
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なお
YENレーベルのシングルでマロニエ読本と銀輪は歌うをDC化の際収録しており、こちらはスタジオ用オケの録音で豊穣なスコアを堪能でき、「マロニエ読本」は、一部にオネゲルの交響曲第三番のエリクチュールな借用があるのがこの作曲者の見識の高さを物語る

さらにフルオケやビッグバンドに近い編成や十分な録音機材もって再度に豊穣なスコアを再現したアルバム、
ゲルニカ『新世紀への運河』1988年
新世紀への運河
ゲルニカ / テイチクエンタテインメント
ISBN : B00005GCP6
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は絶対初回と合わせて聞くべきであり、さらに内容は強烈であり・・・
11/8拍子の「磁力ビギン」に、日本情緒な変拍子が印象派する「水晶宮」、 プロコフィエフの20年代の作風に酷似した錯綜したスコアが映える、台風の通過を克明に描く「二百十日」そして、「ビッグバンドジャズ」のナンバーのような輪転機、そしてまるでプロコフィエフの弟子が書いたかのような記録映画プロパガンダな「交通讃歌」と、連作の「電力組曲」は躍動して壮大なオーケストレーションに絡む若干の電子楽器がなにか怪しい。

そして「髑髏の円舞曲」では、マーラーの七番の第三楽章にラヴェルのラ・ヴァルスを混合したような、刹那な破滅への羨望セルワルツが展開され、若干イベールの寄港地の「バレンシア」を彷彿させる、三拍子に二拍子アクセントを割り当てるヘミオラののエリクチュールもからむ。

 最後の「絶海」は南洋音楽の世界が展開して聞き手を南の海彼方へ誘う。
そしてレーベル移籍後はすこしおとなしくなり
ゲルニカ『電離層への眼指し』1989年 は電離層からの眼差し
ゲルニカ / テイチクエンタテインメント
ISBN : B00005GCP7
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これでゲルニカが死ぬほど好きになったひとが聞くべきものとしていちづけらるることをここに暴言セリ。
捏造と贋作
上野耕路&久保田真吾 / インディペンデントレーベル
ISBN : B00005IEKO
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上野耕路氏単体では二枚のバレー組曲や『Music For Silent Movies』1985年などをお勧めして最近の贋作やアニメ「ファンタジック・チルドレン」を聞いてもらいたいが、なによりもゲルニカ周辺の活動を知ることが上野氏の早分かりと所見致す次第 」
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by dr-enkaizan | 2006-09-11 18:38 | クラシック
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