さて追悼が続き暗い話もなんなので少々昨今の音盤の話題を
タイトルイラスト下書きから(笑)これが真の「
音楽好き女子高生」というものなのか?(嘘)(*)
最初に
六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-ユーモアは嫌われるのも慣れてしまった : キリル・コンドラシン /バイエルン放送交響楽団での音盤は今週最初に購入完了
すでに
完璧なレビューがでているゆえ、こちらでの詳しい言及はいずれ行う次第だが、一言で言えば、この値段でこの著名とは言いがたい交響曲ながら、至れり尽くせりといった状態。
素晴らしいのは、普通廉価ではオミットされる、対訳歌詞がつき簡素ながらも詳しい解説書が付く。
そして、亡命したコンドラシンを、アムステルダムへさそったのは友人だったハイティンクという事実まで記載されている丁寧さであり、入門用にも適切な内容であり、当時の体制批判に傾く作曲者の状況など学べることをお約束する次第。
今回はバイエルンの録音は言われているように、まさに重量級の音が軽妙に動く世界は、この曲の異様な緊張感と暗い訴えをより堅固なものにしているのは確か。
個人的愚痴だかまだ、これの演奏の再発売は、塔の独自企画の再発売なので知られていないのか、曲目が対象外なのは不明だが、レビューしているサイトや掲示板およびブログが少ない、かの招き猫の常連書き手たちでさえ、トップページにコンドラシンのマニアページが紹介され、主宰者がヒントのようにハビ・ヤールのLPのジャケに言及しているのに関わらす現時点をもって、その再発売の音盤評論をするものが皆無な状況、今の層の荒廃を感じさせている次第がちょっと「アレ」な次第にて候。
おそらく今後これを見てか、偶然に気骨あるものが慌てて誰かが「巷の音盤」で評論するのを期待する。
されに同時再発売のムラヴィンスキーのタコ8についても同様なる次第。
追記現代から近代に造形深い恐れ多いstivesさんのブログではさすが!!に
バビ・ヤールの日にて言及の模様
それこのほかにEMIでの若きジュリーニのブリテンが
ブリテン:青少年のための管弦楽入門
ジュリーニ(カルロ・マリア) フィルハーモニア管弦楽団 ブリテン / 東芝EMI
ISBN : B000BDJ5KW
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お求め安い価格で発売されておりこれも推奨。
青少年の方はナレーションのない変奏曲とフーガ扱いであるが、この曲のマーラー的な側面が表出世言う月並みながらの表現申し訳ないが、粘るテンポろ堂々たる鳴らしぶりでことさら感じる次第。
面白いのはマーラーの演奏では明晰なるジュリーニが、ブリテンを振るとその近代書法よりも、影響を受けたマーラー的な情念のようそが強調される次第である。
これはピーターグライムス-「四つの海の間奏曲」でもたぶんに滲み出ていて、二曲目の朝の海の鳥の声を模した器楽旋律が次第に複合するテクスチュアに飲み込まれる、部分での積層する歌のパートと鐘の音の適度な分離具合は、ジュリーニがマーラの復活を振ったらと思わせるほどの出来栄えなるものにて候。
ジュリーニ音盤ではブラームスにラヴェルそしてストラヴィンスキーにファリャなどが、国内廉価で手軽に一般のあなたの街の音盤店の在庫として出回るようになったこと非常に嬉しい限りにて候
ストラヴィンスキー:「火の鳥」&「ペトルーシュカ」
ジュリーニ(カルロ・マリア) シカゴ交響楽団 ストラヴィンスキー / 東芝EMI
ISBN : B000BDJ5LG
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初期はデッカのアンセルメの対抗措置からフランス近代系列をよく振っている
ファリャ:「恋は魔術師」
ジュリーニ(カルロ・マリア) ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 アンヘレス(ヴィクトリア・デ・ロス) ファリャ / 東芝EMI
ISBN : B000BDJ5L6
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ここではアンヘレスを得て存分に活躍
さあ皆様も「康代」よろしく気合入れて小銭と千円札握り締め音盤屋へいざ出陣!!(笑)
(*)
へへへ・・・・y松先生・・「区別がつかないのだ・・」てっ・・何を仰る・・・・いえいえ・・・・足ですよ太ももですよ・・・・・ななこSOSですよ・・・ガンガレ(読んでなさそうだけど「前衛の悪口」言うよりは応援)ななこSOS (3)
吾妻 ひでお / 早川書房
ISBN : 4150307962
追記Sonnenfleckさんへ
康代嬢 ご反応感謝(笑)つり目で鋭いということは・・・・今後の展開はツンデレかと(w