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六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

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ジダーノフ批判の後の自己批判を受けた又吉の転進なのか(涙)

爆死

ここは民主主義国家?

すごい捻じ曲げられた交通プロパガンダ(笑)だ・・・。ネタ元は憂国のビブリオマニア社怪人日記2006さん発見のNO!又吉にて
所変われど。まるでクラヲオタ的文脈なら権力にショスタコビルとかいえそうな又吉の内心は如何に。
 体制に対立したり、へつらいながら苦悩して生きた人生といえばやはりショスターコービッチが念頭に。

彼が若かりしころ、前衛を舐めるなよとばかりに、スターリン統制のころ、金目当ての殺人を繰りかす不倫妻の不道徳で退廃的な題材「マクベス婦人」
ショスタコーヴィチ:歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
チョン(ミュンフン) ユーイング(マリア) ハウグランド(オーゲ) ラングリッジ(フィリップ) ラーリン(セルゲイ) チーシンスキ(クリスティーネ) ツェドニク(ハインツ) マザロウボウ(ジャン=ピエ / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00005FI0G
スコア選択: ※※※※

で尖がり。

長大難解な交響曲四番と合わせて スターリンの側近にプラウダ誌で音楽ではない雑音と罵倒批判され殺されかけて・・・・・慌てて引っ込め
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
ゲルギエフ(ワレリー) キーロフ歌劇場管弦楽団 ショスタコーヴィチ / ユニバーサルクラシック
ISBN : B0002J53OC
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表向きの迎合が歓迎されるが・・・屈折した構成された喜びが、とってもナイス嫌味なフィナーレが意味深な交響曲五番で命拾い
ショスタコーヴィチ:交響曲第5
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 ショスタコーヴィチ ムラビンスキー(エフゲニ) / ビクターエンタテインメント
ISBN : B00005GVNS
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初演者ムラヴィンスキーの演奏


そして表層上の迎合愛国作品が続き
ショスタコーヴィチ:祝典序曲,森の歌,交響曲第6番&第7番「レニングラード」
テミルカーノフ(ユーリ) サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団 ショスタコーヴィチ ブリチェワ(ズラータ) キセリエフ(セルゲイ) ベズベンコフ(ゲンナジー) リャヴキン(ヴィクトル) サヴ / BMG JAPAN
ISBN : B000068R8E
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 因みに時系列が後の森の歌は日本の左翼ムーヴメントにより結構クラ界では人気レパートリーながら今はさすがに歌詞が一寸な曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番&第9番
バーンスタイン(レナード) シカゴ交響楽団 ショスタコーヴィチ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ユニバーサルクラシック
ISBN : B000BDJ42Q
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戦争への怒りをストイックにショスタコーヴィチが表現している、のたしかな、第一楽章の展開部のボレロ風行進曲の主題が武田のチチンプイプイの原曲で遺憾にしてお馴染みの七番も、実は戦時下に反ファシズムつながりでアメリカで初演合戦がおきた逸話とその後前述の主題の一部が意味深な歌曲の意味深な歌詞の一節のフレーズの引用であることが、研究者の注目になっている。
 そして、七番以降八番ではまたひねくれて、戦意高揚より厭戦追悼気味になり。
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ハ短調 作品65
ハイティンク(ベルナルト) ショスタコーヴィチ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00005L8WI
壮絶な戦闘を示唆する後はただひたすら、崩壊と衰退で最後は静かな平和になる。
恐らく戦意高揚とは無縁の終わり方。

その後国家の戦勝記念の意向に沿わないような。偉大ではない第九を作り、それのドクタースランプみたいな不条理に軽い音楽の書かれ方をプラウダで芸術監視者のジダーノフに非難されまた折れて。
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第9番&第10番
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 ショスタコーヴィチ コンドラシン(キリル) / BMG JAPAN
ISBN : B00005EIOS
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丁度こは第二次「舐め猫」ブームでの体制への迎合ということで時期的にはジダーノフ批判のてっ真面目に考えちまったよ・・ママン

スターリンの死後すぐに雪解けとばかりに、10番を思う存分書き上げ次第に、ソビエトでは言いにくい内容の交響曲を書き始める次第で。

ユダヤ問題を扱った
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第13番「バービイ・ヤール」
エイゼン(アルトゥール) アカデミー・ロシア共和国合唱団 モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 ショスタコーヴィチ コンドラシン(キリル) ユルロフ(アレクサンドル) / BMG JAPAN
ISBN : B00005EIOV
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政治犯の詩をつかった
ショスタコーヴィチ:交響曲14
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 バラディ(ユリア) フィッシャー=ディースカウ(デートリッヒ) ショスタコーヴィチ ハイティンク(ベルナルト) ウェンケル(オルトラン) / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00005FKY4
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などは初演した指揮者ことごとく気まずくなって亡命してしてしまう有様という代物。
そんな権力対峙したショスタコーヴィチのように又吉もいずれ・・・なわけけないか。
と言うことで一緒に
「やい!!この権力の猫め」(笑)
「てめにいわれたかねぇ・・」


いずれ
ショスタコーヴィチの証言
ソロモン ヴォルコフ Solomon Volkov 水野 忠夫 / 中央公論新社
ISBN : 4122038529
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 ポイント:昨今の関係者の証言で「本当にショスタコーヴィチの証言」なのか真偽は不明ながら、ビートたけしの佐川君からの手紙コーナぐらいの。ありそうなスタンスでの著者により再構成されたショスタコーヴィチの語るスターリンから現代に至るソビエトの側面。
一寸背筋が凍るし感動的な言説に、陰口が読み物。なお玉藻の前 様曰く「今のほうが装丁はオシャレ」であり昔は蜘蛛の柄の変な装丁だったが・・スターリン時代の怖さはあった次第

にちなんで、キャぴタライズされてしまった「又吉の証言」という本でも冗談で書いてみたい。


それでは偉大なるビブリオマニアの haruhico様と体制の猫の又吉にこの書を捧げます。

人の目盗んで仕事中にドキドキ追記:上記のほかショスタコの10番以後は非常に社会的に気まずい内容で埋め尽くされておりまする。

ショスタコーヴィチ : 交響曲 第11番 ト短調 作品103「1905年」
クリュイタンス(アンドレ) フランス国立放送管弦楽団 ショスタコーヴィチ / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00005HKNQ


革命の記念という題材で表向きながら、体制賛美なのかわからなくなるような葬送と陰残な殺戮の描写そして弔いの鐘で終わる交響曲 フランスの指揮者とオケが招聘された作曲者が録音している意味深な録音。
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第12番
フィルハーモニア管弦楽団 ショスタコーヴィチ ロジェストベンスキー(ゲンナジー) ビシネフスカヤ(ガリーナ) ロンドン交響楽団 マルケビッチ(イーゴル) ムソルグスキー / 日本クラウン
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その後の12番でも革命題材だが11番の解決変にて幾分明るいがなにか蜂起のキナ臭さに満ちている。

さらに初期の作品2番3番そして幾つかのバレー音楽は
尖っていたころであり、ソビエトでも戦前ではタブー視されている次第
ショスタコーヴィチ:交響曲第2番「10月革命に捧ぐ」&第3番「メーデー」
ロンドン交響楽団 ロンドン・ヴォイシズ ショスタコーヴィチ ロストロポービッチ(ムスティスラフ) エドワーズ(テリー) / ワーナーミュージック・ジャパン
ISBN : B00005HHUB
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題名に反して合唱やマイクロポリフォニサイレンの導入が実験的な二番
ひたすらに音楽的起伏の推移で進行する三番
若きショスタコーヴィチの尖がりぶりを堪能。
ボロディン:交響曲第2番/ショスタコーヴィチ:同第1番/バレエ組曲「黄金時代」■マルティノン/LSO
ボロディン ショスタコーヴィチ ジャン・マルティノン ロンドンso / キングレコード
ISBN : B00005MUWG
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 交響曲一番は革命直後の20年代に19歳のショスタコーヴィチにより作られ、破格の西側諸国の感心を得られた出世作。

バレー音楽は黄金時代は、博覧会でのプロレタリアートのソビエトサッカーイレブンの活躍を描くプロパガンダで、史上発ののサッカー遠征報道だが・・・ショスタコーヴィチは的のファシストやブルジョワの描写と称して、西側の先端技法やりたい放題の尖がった音楽表現を敢行する。

関連記事蹴球二日、ポルカで二分庭は夏の日ざかり様
尚このたび11番をもって妄想ショスタコーヴィチ交響曲随筆全曲達成のゆりかもめ氏にもこのトピックを捧げます。


ショスタコーヴィチ:交響曲第15番&バルトーク:4つの管弦楽曲
フィラデルフィア管弦楽団 オーマンディ(ユージン) オーマンディ(ユージン) フィラデルフィア管弦楽団 ショスタコーヴィチ バルトーク / BMG JAPAN
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そして晩年にはかのお蔵入りした交響曲の打楽器のテクスチュアや、西側の12音セリー音楽にワーグナ、そしてセルフパロディーのロッシーニのウィリアムテル引用他の謎に満ちた交響曲を最後に書く。
関連オーマンディー没後20周年(真)ショスタコーヴィチ交響曲他(わが円海山の手前味噌ですが)

追記2:ゆりかもめさんところの常連名コメンティター玉藻の前 様より
おすすめのショスタコの評伝は「ショスタコーヴィチ ある生涯」ローレル・E・ファーイ著(アルファベータ社刊)
ショスタコーヴィチ―ある生涯
ローレル・E. ファーイ Laurel E. Fay 藤岡 啓介 佐々木 千恵 / アルファベータ
ISBN : 4871985342



と円海山でもトピック
マクシム& ガリーナ ショスタコーヴィチ!プロコフィエフに怒られるが 有る
音楽之友社から出ている「わが父 ショスタコーヴィチ」
わが父ショスタコーヴィチ―初めて語られる大作曲家の素顔
ミハイル アードルフ 「カスチョールの会」 ガリーナ ショスタコーヴィチ 田中 泰子 マクシム ショスタコーヴィチ / 音楽之友社
スコア選択: ★★★★★

ショスタコーヴィッチの知られざる一面を息子と娘が証言する。

推薦をいただきましたのでこれも追記いたします。

さらに追記6/11このブログと波長が近いような?代表的クラ~サブカルチャ熟達と思える
異常感想注意報様の感慨は、この界隈で15曲の人気と受容(ムラヴインスキーの来日)の代表的な一例として共感できる次第。

ショスタコーヴィッチ
是非ご一読を。

異常感想注意報様へお初にTBします、斯様なる波長あいそうなブログ、寡聞にもまったく拝見しておりませんでした、粗末な内容のブログですが今後とも宜しく御願います。
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by dr-enkaizan | 2006-06-07 03:01 | 雑文
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