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六国峠@ドクター円海山の音楽診療室-無用な営みの、えも言われぬ、この上なき喜び

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招き猫発生予定あんた好きたい?スキタイ組曲によせて(1)

盟友にして我が恩人ストロング小林少年様より「クラッシック招き猫」にプロコフィエフのスキタイ組曲のスレッドを立てると報告を受けた次第、
さて思いをはせて身近にあるスキタイをかけると・・・・。
最初はワルターウェラー指揮のロンドンフィルの演奏が・・・。
多少歪むが非常に録音の見通しがよくさすがにデッカサウンド、丁度それにウェラーの中庸な演奏が収まったという観の強いものながらも、本来の見せ所の第一曲目や二曲目もさることながら第三曲の「夜」のデリケートな弦楽の表情やトレモロそしてトリルの細やかな表情にとハープの余韻あるアルペジオに魅了される次第。

 近年初演されたドビュッシーの「聖セバスチャンの殉教」と関連がありそうな?テクスチュアの、木管とハープにピアノとクロッケンによる古代旋法的で日本の陰旋法のようなアルカイックな音階下降に始まり、その動きが様々な旋法へ転じる弦楽と木管のクリアな表情は野蛮さが強調されがちだったり、音色の唐突の先鋭をクローズアップするものが多い中、希少な丁寧さ。

無論、全曲もロンドンフィルのハイティンクとのショスターコービッチでの活躍を予見するかのような、当団の好演奏振りであり交響曲全集のオマケにするのは勿体無い次第なり。

さて春祭クロニクルと並行関連させたいトピックシリーズにしてみたい今日この頃。

Prokofiev: The Symphonies
Sergey Prokofiev Walter Weller London Philharmonic Orchestra London Symphony Orchestra / London
ISBN : B00000E4OK
追伸六番はある意味奇跡的な名演奏の一つかも・・・。
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by dr-enkaizan | 2005-06-20 00:22 | クラシック
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